うつ病との接し方とは?向き合い方を知っておけば改善の兆しが見える

正しい休養の取り方

ハートを持つ医師

症状に合わせて正しい休養を

うつ病の症状を発症してしまった場合、一般的な療法として十分な休養をとるのが基本です。気力が抜けてしまった心と体では、満足に日常生活や仕事が出来ないので、じっくりと体と心を休ませてあげるべきなのです。ただ、十分な休養をとれば良いというわけではありません。うつ病の症状には色んな段階が存在します。軽い気落ち程度の症状があれば、自殺しかねないほど追い詰められている重度な症状に至るまで幅広く存在します。1日2日ほど休養をとれば元通り復活しないのです。正しい休養のとり方と接し方を知るためには、専門家に相談をした方がいいです。精神科や心療内科の医師なら、症状に関して精通しているので、度合いによって適切な休養のとり方とその間の接し方、休養の日数をレクチャーしてくれます。安易に休ませるのではなく、効果的な休養を取らせるために、専門の医師が提示したアドバイスに従いながら休ませるのが望ましいといえます。

休むのも立派な仕事

休養中の接し方としては、周りに迷惑をかけていると思わせないことです。休養でじっとしていると、迷惑をかけていると思ったり、役に立たない人間だと思ったりする可能性があります。一見、休むのは効果的な治療法です。しかし、急に仕事に行かなくて良いことになったという環境の変化に戸惑いを覚えてしまいます。その際には、休むのも立派な仕事という前向きに聞こえる言葉をかけてあげるのが最適です。言葉の選択に注意すれば、落ち込まずに済み、現状に納得して休みをとってくれるのは間違いないです。患者に精神的な負担をかけないためにも、接し方に注意をしながら、十分な休養をとらせるのを意識するのが適切といえます。

中度、軽度の症状だったら

十分な休養をとらせるのは、重度の症状に見舞われている患者には効果を発揮します。中度、軽度の症状を発症させている場合、休ませるという選択肢を選ぶよりは、無理に休ませるのは避けた方がいいです。なぜなら、中度や軽度の症状だと、完全に心と体からエネルギーが放出されているわけではないからです。急に休むことになったら、迷惑をかけているというネガティブな気持ちを抱いてしまいやすいです。中度や軽度の症状に陥っている患者への接し方で望ましいのは、安易に休ませるのではなく仕事や勉強をさせながら休ませるのがおすすめです。何か作業に集中させれば、自信を徐々に復活させられる可能性が高まっていくので早期に症状を改善させられる望みが高くなります。

働きながら治療をする場合

ネガティブな思考に支配されやすいうつ病は、まわりの人の協力が必要不可欠です。家族の場合は、基本的に見守るという姿勢で接すれば、症状改善がしやすいです。しかし、中度や軽度の症状に陥ってしまっている場合は、働きながら治療をすることが多いです。できるだけ与える仕事を難しくしないようにするのが望ましいです。簡単な仕事なら、失敗のリスクを最小限に抑えられるので、気落ちの症状が出てきにくくなります。また、精神的に辛くなってきたら早退を促すといったフォローも重要です。言い方としては、上記で紹介したように、休むのも仕事の内という言葉で促すのが最適です。精神的にも負担をかけない接し方を、社員全員が把握しておけば、うつ病の症状を改善に持っていきやすくなります。まずは、症状を発症させたスタッフの現状をチェックした上で、どんな作業をさせるのが望ましいのかを調べておいたほうがいいです。また、仕事のノルマについても、あまり気にさせないためにとにかく褒めるということも忘れずに、スタッフの自信を取り戻させにいくのが望ましいです。